歯ぎしりは身体に悪影響を及ぼすことも・・・
などの症状は、放っておくと何かしらのトラブルを引き起こす場合があります。特に顎があけられない場合、顎関節症になっている可能性があります。以下で、「歯ぎしり」と「顎関節症」についてご紹介します。
歯ぎしりはストレスや顎の筋肉の緊張から起こるといわれています。ただ就寝中に起こるため、自覚症状がない方がほとんど。しかし、歯ぎしりを放置しておくことによって、以下のような悪影響を及ぼすことがあります。
ドライマウス | 口呼吸になりやすく、顕著な口の渇きが見られます |
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味覚障害 | 甘い、辛いなどの味覚が鈍くなります |
口臭 | だ液の量が減って細菌が繁殖しやすくなり、口臭が強くなります |
歯列の乱れ | 顎や歯に負担がかかり、歯列のバランスが崩れます |
歯の摩耗やグラつき | 歯と歯が擦れ合う状態が続くので歯が摩耗したり、歯がグラついたりします |
歯ぎしりにおけるもっとも一般的な治療法は、「ナイトガード」という器具による歯ぎしり矯正。ナイトガードを就寝中に装着することにより、無意識に起こる筋肉の緊張を緩和します。半年ほどで歯ぎしりの癖を改善します。
しかし、この方法でも改善が期待できないこともあります。その場合、山村歯科クリニックでは患者様一人ひとりに合わせた治療を行います。一緒に根気よく治療していきましょう。
顎関節症とは、「口を大きくあけることができない」ほかに、「顎の関節が痛む」「口の開閉時に顎の関節周辺からカクカク音が鳴る」といった症状が見られる病気。レントゲンやMRIにて検査します。また、痛みや不快感があるだけではなく、以下のような身体への悪影響も指摘されています。
歯や顎を動かすことにより、脳に刺激が伝わり学習能力の上昇が報告されたり、ダイエットに効果がある可能性が指摘されています。顎や歯を大切にすることにより、アンチエイジング効果が期待できる可能性があると言われています。
歯ぎしりや顎関節症の予防・改善のためにも、当院では定期健診をおすすめしています。顎周辺に異変がある方は一度ご相談ください。